追求された
心地よさ
このチェアのベースにおいて、核となるのが、コイルスプリングの格子状のパーツです。イギリスの、昔ながらの製法を維持する数少ない工場で生産されています。 そのコイルスプリングの上に、丈夫で長持ちする、ココナッツファイバーと天然ゴムの樹脂で形成されたパットが乗ります。(他のメーカーは、スポンジ状のフォームを使用していますが、これは経年劣化が大きいものになります)
スプリングとパットは、コンピューター制御マシンを使ったCNC木工により、正確に形取られたビーチ材のベースにぴったりと収まります。このビーチ材のベースに、左右のアームとバックパネルが固定されます。
イギリス製
私たちのワークショップで働くスタッフは、才能と情熱を持つ人ばかりです。世界各地のお客さまより、私たちの製品が細部まで完璧である事に、高い期待を寄せて頂いているからこそ、それに応える責任があるのです。
私たちは長年、私たちと共通する精神、良い相互関係を築ける、世界クラスのサプライヤー達と働いてきました。
イギリス中心部の街、ロイヤル・レミントン・スパにある、工具の音が鳴り響く私たちの生産練。ここには「十分だ」という言葉はありません。私たちは、常に高い技術を追求し続けています。
どこまでも
考えられた
あなたがどこにお住まいでも、配送受け取りの為に、特別な事前手配をして頂く必要はありません。4 シーターソファを、4階の部屋に持ち運ぶのもの、地下の部屋に運ぶのも、実に簡単です。620 チェア・プログラムは、例えソファをご注文頂いても、持ち運びが簡単なサイズの箱に分けて梱包されます。
素材、寸法、組み立て技術的なこと
2013年、ヴィツゥとディーター・ラムスは、620 チェア・プログラムの再設計をしました。このプロジェクトにより、ステンレスのボルトひとつ含め、実に細部まで再検討がされました。その結果、チェア・プログラムは、世代を超えてずっとお使い頂けるレベルにまで改良が施され、新しく洗練されたデザインに生まれ変わったのです。
ヴィツゥ・ヴォイスを読む (英語のみ)歴史的なこと
1962年、当時30歳だったディーター・ラムスは、620 チェア・プログラムをヴィツゥのためにデザインしました。ラムスは、先駆的な素材使いとモジュラーとしての適応性を有するというコンセプトのもと、持ち主の人生より長く使えるチェアを作りました。
そのたった7年後、最初のコピー商品が市場で確認されます。すぐに法的処置がされ、1973年に 620 チェア・プログラムは、著作権を得て保護されるものとなりました。裁判所はこのように立証しました:「このチェアは特別で、オリジナルの創作物であり、高い美的価値を持つものである」
この素晴らしいチェアの60年の歴史
Dr. ハンズ・ヴィヒマン